ユーザー車検の実際

これが9回目のユーザー車検

1999/06/12

 最初のユーザー車検は、初年度登録から10年を過ぎた、三菱デリカワゴンでした。
とにかく、この車しかなく、いきなりこの様な程度の悪い車でユーザー車検を受けることにはかなりの不安がありました。
しかし、この車をディーラーで車検を受けると、全部含めて15万円、もしかすれば20万円近くかかりそうでもあり、覚悟を決めて受験することにしました。
整備の不明な点はディーラーで整備書のコピーをもらったり、直接整備の方に話をうかがったりして、何とか点検整備を済ましました。この時期未だユーザー車検が一般的ではなく、ディーラーの対応も決して協力的ではありませんでした。それから、ニッサン・パルサー、トヨタ・コルサ、ダイハツ・ミラターボ、トヨタ・サーフワゴン、マツダ・カペラ4WSと続き、今回受験したトヨタ・カルディナ・バンで、9回目ではないかと思います。

 それでは、実際の受験の準備と手続きについて、以下に述べます。
これらは、東京都多摩陸運事務所での経験に基づくもので、他の陸運事務所での対応を保証するものではありません。しかし、最近はどこの陸運事務所に於いても、ユーザー車検の窓口があり、対応はほとんどどこも同じだと聞いておりますので、以下の記録があなたがユーザー車検を受ける際の参考になると思います。

 なお、手続きなどが異なっている陸運事務所がありましたら、連絡をいただければ、ここに記録として掲載させて頂き
ますので、ご協力よろしくお願いします。

1.必要書類
 受験するに際しては、以下の書類が必要です。

  1. 車体検査証明書:これはいわゆる車検証です
  2. 納税証明書:毎年4〜5月にかけて、車の所在地の市町村に納付する自動車税の納付証明です
  3. 自動車賠償責任保険証書(自賠責):車検期間に応じて、12/24/36ヵ月ぶんの、自賠責を保険証書です
2.車の点検整備
何といっても大変なのは、車の点検整備です。しかし、私は整備士の資格を持っているわけでもなく、点検はまだしも、整備に関して他の方にアドバイスできる立場にありません。以下は、過去私がユーザー車検を受けるために、行っていた方法ですが、他人に薦めるものでは有りません。自分の技術に応じて、部分的にディーラーに依頼したり、自信があるなら、自分の責任において整備を行ってください。
  私は、通常運行していれば、車の状態は概ね判断できると思っています。ブレーキから異音が出る、ハンドルから手を離すと、車が直進しないでどちらかに寄っていく、ライトの照射方向がずれているようだ、等ある程度の判断は可能す。
  車に備え付けの点検整備書のチェック項目について、状態が正常かどうかを順に調べ、足りないなら補充するか、汚れているなら交換するか、ナットの増し締めをするか等の対応をします。記載されている機器がどのような働きをするのか、どこにせっちされているのか、が分からないとこの作業は出来ません。その車備え付けの説明書には概略の点検法方が記載されていることが多いので、それらを参考にしてください。
  何も分からないままチェックをするのは止めておいた方良いでしょう。

車検の際には、車軸をたたいてガタの有無を判断しますので、写真のように、ホイールの中央部分を外して車軸が見えるようにしておかなくてはなりません。そのため、ホイールを一度外さないと、この状態に出来ませんので、ホイールを外して、ブレーキパッドの減り具合、(FF車の場合は)ブーツの損傷が無いかを確認した上で、ホイールの中央部分を外しておいて下さい。この際タイヤの溝が片減りしていないかも確認しておくとよいでしょう。